妄想なのか…
練習ではいろいろなショットを打ち分けることができるのに、試合になると自分の打った球種の少なさに驚かされます。どういう原因で相手の逆を狙うなどの発想が実行できないのでしょうか。ラリー間には「簡単に上げない」「弱い球も使う」などと考えていますが、やはり「ミス」を恐れての選択なのでしょうか。
逆に考えてみると、相手のショットも意外と球種は少ないのかもしれません。世界トップレベルで戦ってきた人は相手のショットを本当にうまく先読みします。その判断には迷いがありません。一度見たショットは次は確実に狙っているようです。 私はまだまだ自分のショットに自信がありません。自分の打つショットにすぐよからぬ批評をしてしまいます。ラリー中に動きが止まってしまうのもそのせいなのでしょう。それに囚われ本来の自分を見失い、相手さえも見失ってしまっています。そのような状態の中で相手から良いショットが来ると、それに対応できなかった場合、その後も対応できない自分の姿がイメージされてしまいます。さらに、打たれてもいないのに、そこから「打ち込まれるかもしれない良いショット」までもイメージしてしまいます。「待ち」が広がりすぎるため構えが硬くなってしまっています。 “自分にできるはずのことを達成する勇気を、我に与えたまえ。” “達成できなかったことを受容する忍耐力を、我に与えたまえ。” “そして、この二つの違いを知る英知を我に与えたまえ。” この言葉を思い出しました。 |
「ヌサ・マハスリ」風フットワーク
早速、生徒と一緒に「ヌサ・マハスリ」のフットワーク練習をやってみました。
コート上の6点、レシーブ位置(低い位置)での4点、サイドジャンプスマッシュの2点の3パターンで、10回を10セットづつ行いました。セット間のインターバルは10〜15秒です。 ![]() ![]() ![]() 最初の6点はまだまだ続けれそうでした。しかし、次の低い位置でのレシーブフットワークでは大きく足を開いての移動でかなり息が上がるものでした。 そして、最後のジャンプスマッシュ。これはなかなかのものです。終わった後はコートサイドでぶっ倒れてしまいました(笑)。 試合をイメージしてそれだけ速く大きく動けるか、また、強い球や弱い球、コースなどを意識できるか。自分の意識次第で負荷をかえられる練習なので、コートサイドでしっかりと声掛けを行いました。頑張る選手は本当に限界まで動いているようでした。 |
良いサイト発見!
知っておられる方もいると思いますが、マレーシアの「ヌサ・マハスリ」プロバドミントンクラブのホームページ(日本語)を見る機会がありました。書かれてあることを一つ一つ読んでいくと、まだまだ私の中にあった固定観念の多さに驚かされました。
実戦にかなった練習方法が書かれており、抜粋してみると以下のようなものでした。 ○ノックは10本程度を全力で10セットほど行う。3〜5分の連続フットワーク練習などは意味がない。それならランニングをしているほうがましである。 長い時間のフットワーク練習はただの根性練習ですね。 ○ノックは息が上がってから5本頑張る。 20本、30本と最初から決めているところが実戦的でないということですね。 ○パターン練習は取れる範囲につなげるようにする。ノータッチさせては意味がない。 触ってつなげさせるところに意味があるのですね。当たり前ですが・・・。 ○構えているときのグリップは強く握っていることが多い。 これ、意外でした。今後試してみたいと思います。 皆さんもぜひ一読してみてください! 「ヌサ・マハスリ」プロバドミントンクラブ http://nusa-mahsuri.com/nusa.htm |
速いローテーション
卒業生が来てくれてダブルスの面白い練習を紹介してくれました。ローテーションを速くしながら、しかもシャトルを早く触り、浮かさないという練習です。なかなか最初はうまくいかないようでしたが、数を数えながら行うことでテンポ良くなっていきました。黄色の線上で後衛が前に移動しながら打ちます。一人1打しか打ってはいけません。あまり強く打っては返せなくなるのでハーフショットで少し弱く打ちます。なかなか楽しそうでした。
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追い込まれた状態を作るノック
今日はコートサイドとコート奥の遠い位置の返球練習をしました。ノッカーはハーフ位置とバック位置にうまく投げ分けます。プレーヤーは赤い線で示しているような返球を行います。できるだけ上げずに低い返球を試みます。足を大きく開いて羽にできるだけ近づきます。また、打った後のバランスも大切です。
20本を5セットほど行いました。フォアハンド側、バックハンド側、両方行います。 ![]() |