グージャーミン流「バドミントン」★アカデミーレポート&スタッフブログ

グージャーミンコーチが、ジュニア世代を対象に

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   アカデミー代表:中山朋子

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上達への道

今回の一連のことには心痛んでいます。選手、コーチ自身も気づいたらお互いに気をつけていくことが大切だと思います。

熊本、大変なことになっています。一部のスポーツ選手が募金など社会的な活動行っています。私も何か支援できないか考えていますが、とにかくまずは自分の仕事をがんばることが大事だと思い取り組むようにしています。

バドミントンについてですが、覚えることはとても大切なことです。ひとつの才能ですが、他と同じように訓練次第で違ってきます。将来的に選手の実力に大きな差が出てくるので小さい頃から鍛えたい能力です。

また練習の取り組み方も重要です。多くの選手は個々に教えてもらえることが当たり前で、見ていると頑張るがみていないと適当になってしまう傾向があります。強くなる選手はどんな状況でも内容に集中して必死に覚えようとするので大きな差が生まれます。

練習内容や目的のポイントを的確に押さえることも大事です。自分に何度も言い聞かせ実行することも大切です。やってから思い出す、1つ覚えたら他を忘れる、これでは上達しません。小さい頃から分けて覚え行っていく訓練の必要があります。

そして最後に人に言われたことを心に留め理解し納得していく、この繰り返しが今後の人生を決めると思います。自分で工夫して理解し実行できるようにしていってほしいです。

中国遠征を終えて

チームと一緒に中国遠征に行ってきました。二週間二つ地方チームに訪ね、たくさんの人たちにお世話になり、無事に終われました。選手たちもよく頑張ってやりきってくれて貴重な経験になりました。

二週間の練習は強くなったと言うより今後強くなるきっかけになった、強くなるためにさらに努力するきっかけになったと思います。

私にとっても十数年ぶりに中国に遠征することは、小さい頃からの先輩やナショナル時代の仲間、たくさんの人に助けてもらって、懐かしくもまた楽しい思い出になりました。

中国の地方チームに若くて強い選手はいっぱいいる、相変わらず層が厚いです。彼らの練習は質が高い、一つひとつの技術、動作にかけている時間が長くて丁寧です。このような取り組み方はジュニアの子どもたちも同じでした。

中国から帰って、栃木県ジュニアの強化練習にも参加しました。数年間続けていた国体強化練習は昨年からジュニアの方にもさらに力を入れるようになり、年間通して強化練習を行っています。この一年間は子どもも指導者の方も大きく進化しました。未来のオリンピック選手の誕生は楽しみです。

トレーニングの意識

先日、偶然ですがテレビで身体を鍛えるには意識が大切と伝えていました。
トレーニングの時に鍛えたい部分、鍛えるところを意識すればより効果が得られやすいです。

全く同感です。
トレーニングの目的、得られたい効果を理解した上で練習にはいる。そして行いながらここ、、、この筋肉にくるかなと意識して感じとる、、、の選手時代でした。

今はこの経験は指導の中で助けになっています。

ノック練習は意識しないとただの球返し、拾いになってしまいます。目的を理解させ、使うところを意識させるために疲れた部分の確認が必要です。
ステップの練習も大きくてゆっくり、小さくてはやく、、、使い方、疲れたところの確認、その繰り返しによって選手自身も感じ変化していきます。

トレーニング練習は鍛えるところを
意識すればより効果を得られやすくなり、練習の質を上げることができます。

ノックの効果と目的

講習会が毎週続いています。寒い中ご参加いただいている皆様ありがとうございます。

ノック練習は現在ではよく行っている練習のためなのか、ノック出しがとても手際よく上手になっているなと感じています。ところでノック練習はどんな意味で(効果を狙って)行っていますでしょうか?

私が選手時代、この寒い冬はノック練習が多い季節でした。いつも私はドキドキして怖い?思いをしていました。30分以上、コーチはギリギリがんばれば届くところにシャトルを出してきます。がんばればとれる、がんばらなければとれない、どっちをとるか、シャトルを追いかけながら自分の弱さと向き合わせられる。少しでも気を抜いたら取れない、3個プラスのペナルティと常に闘いながら限界までコート内を動く練習だったからです。その時のコーチは主に持久力を狙う、専門トレーニングとしてノックを行っていました。

ノック練習には、季節や時期によってさまざまな目的があると思います。フォーム作り、動き作り、一歩目を出す、パターン化、ネット前など、、、選手の特徴によっても変わってくるので非常に難しい練習方法だと私はとらえています。コートに入った時の選手の状態をみて感じて、さらにとりまく環境や状況も計算した上で、今何を狙って選手を動かし要求していくのか、ここにコーチとしての技量と責任があると考えています。

指導者向けの講習会を終えて

講習会、強化練習会がこの頃ずっと続いています。たくさんの指導者、いろんな年齢層の選手に出会いとても充実しています。

先週の土日は栃木県、町田市指導者講習会でした。

栃木は私に特別な縁があり、年に数回行っています。十年前から協会の方に声をかけていただき、県の国体選手やジュニア選手の強化に参加しています。
選手の強化だけではなく、協会は様々な努力をして指導者の育成も重視しています。

今回、県内から30数名の指導者が応募参加して、当日、6面コート、高校生男女選手26名をモデルとして講習会を行いました。

多くの指導者はどの練習をすれば選手が上手になる、どうしたら強くさせられる、このメニューは何分、何回何セット?などについてよく考えていると思います。でも今回の講習会はメニューについては重視しませんでした。

選手が困っているところ、問題点を、指導者の方自身からいろいろ注意の仕方、解決方法を出して試して選手の動きを改善していただきました。

『フォアネット前で、ドロップ、カットなどレシーブに困る選手にどう解決すれば、、、』

足の動きが遅いからノックでラウンドから前の動きを行ってみます。けれどもうまく改善されません。

よくみるとわかります。ひとつは選手が練習のための練習をしているので、試合と同じ状況をイメージさせ、練習させるようにうながします。またフォア前だけ繰り返しの練習で、戻るフットワークをしっかり行うと違ってきます。

同じメニューでも問題点などタイプが違う選手に対して、どう要求し、どう求めるか。選手が理解して、そして意識して動くから変化していくことを重要視していただきたいです。

『1対1で2点対2点クリア、ドロップカットの攻守の練習の場合』

クリアはまっすぐに打っていない、ドロップを打つ時にタッチが遅いなど選手に注意しても変わらない時は、実は原因は足にあることが多いです。

コーチングには知識、知力も大切ですが、自身の目での観察、確認がとても大切です。そして選手自身が自己の動きや打ちに対して行う自己観察のお手伝いすることが重要です。

今回は具体的なショット、動きについて、練習している目の前の選手を観て問題点や変えたいことを選手に伝え、どう要求していくかを、ご参加頂いた指導者の方には取り組んで頂きました。問題点を解決するには、選手が意識して感覚をつかみ変わっていくことが大切だと私は考えています。今後の各講習会でも指導者の皆様と試行錯誤しながら、選手を変え成長し勝ちにつながるお手伝いをしていきたいと考えております。皆様からのご参加お待ちしております。
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